「メッキは剥がれる」
大手スポ-ツ用品販売店経営者、大手ファ-ストフードの元CEO、某大物政治家など、
ここのところ、過去に名声を博した人物が晩節を汚すような事が相次いでいます。
本当に尊敬に値する人物は年齢を重ねるほどに人間性に味が出てくるものです。
どんな立派な装飾品を身にまとい、お金に負かせて、自分を繕っても、中身は変わりません。
地位や名誉に関係なく、人間裸になれば皆同じです。
違うのは長年かけて培ってきたその人の生き方からにじみ出てくる心の輝きです。
皆からちやほやされて、裸の王様になるより、しっかりと地に足を付けて輝きを失わず、年を取りたいものです。

「本物の木の家」
さて、本題ですが、人と家を置き換えて、考えれば、同じことが言えます。
本物の無垢の家は風雪に耐えて、年月が経てば経つほど、美しさが増します。
それは木が生きているためです、木の内部に含まれている養分が時間とともににじみ出てくるのです。
そして、人が住むことによって、人と木の息使いが共鳴して,なおいっそう艶が増してきます。
対照的に、ビニ-ルクロスや新建材を使用した家は出来たときが一番光っていますが、
月日が経つごとに劣化していき、クロスは剥がれ、新建材は光がなくなっていきます。
また、水害でもあれば、床の張替えなどしなくては住めなくなってしまいます。

人も家もはじめのうちは見た目は変わりません、数十年経って、違いがわかります。
本物はどこまでも本物です、剥がれません!

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