最近、大手レストランチェ-ンがストロ-をプラスチックから紙製品にかえるとのニュ-スがありましたが
世界的にプラスチックによる海洋汚染が問題になっていることに対応する処置とのことです。
テレビの映像を見る限りですが、アフリカの海岸まで、プラスチックの廃棄物で埋め尽くされているようです。
人間が造り出したプラスチックなどの化学製品はいつまでたっても自然に戻ることはありません。
今まで世界経済は便利至上主義で「消費は美徳」との考えで発展してきましたが、
そろそろ、その考えを見直す時期に来ています。
かけがえのない私たちが住んでいる地球を守る為にはリサイクルやゴミなどの廃棄物を減らすのは当たり前ですが
生産者も使い終わった時のことまで考えて、物作りをすることも重要だと思います。
人が造り出したものは長い短いは別として、必ず、壊れ、廃棄されます。
住宅も例外がではありません、いくら高耐久、高寿命の住宅でも永久ではありません。
解体する時に自然に還る自然素材を使っていれば環境にダメ-ジを与えることはありません。
弊社が使用している無垢の木材、漆喰、そとん壁、モイスなどすべて原料は自然界から生まれたり、採れたりしたものです。
まさに人に優しく、環境にも優しい家です。
今に生きる人は御先祖様から引き継いだこの美しい地球をこれから生まれてくる子孫に引き継ぐ責任があります。
私たちも目先の便利さにおぼれないで自然回帰を考えて暮らしたいものです、自然があっての人間ですから。